本当にあった話(創業1960年 機械整備業)その3

 

人材教育のできない会社の...

その後従業員教育ができない体質の労働力確保は

アウトソーシングに走ります

派遣社員や業務委託会社に頼ることになり

2010年以降社内に人的能力が空有同化していました


さてまた2010年の

典型的な日本の中小企業の現実に戻ります



みんなでSWOT分析の結果

2009年某月某日

やたら威勢のいい発言をして

いつでも嫌がる部下を巻き込んでいる工場長

創業時から社長の片腕として

自動車整備部門をまかされた工場長

片田舎の町工場が地域の大手メーカーの成長とともに

高卒でもいまでは肩書きも給与も工場長

いい給与をもらっている




あるいみドラマの登場人物に例えると

無責任なコンバットの サンダース軍曹でしょうか?

すこし違うかもしれませんが

戦場のような工場で若い部下をまとめているという意味では

同じかもしれませんね


2代目オーナーの皆さんへ

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ものつくりも創業当時とは収益構造も変わり

若い従業員と役職をもった経営者、工場長などみんなで

会社の未来について意見交換を行おうとしたときの話です


まずはこのような事態では

会社の強み弱み(SWOT)を洗い出す必要があり

社内全員をSWOT分析のメンバーとして迎え入れ

共に考える場を設けましたが


全く非協力的だったのは定年間近の工場長でした

その理由は、現状維持が工場長には利益があるからです


会社の将来や若い従業員の未来など考えていなかったのです

その人物は前向きに自らの職場を守る意識ではなく

現状維持の主張ばかりで

具体策もなく常に混乱の原因を作っていました


新規事業のきっかけはあった

その後若い従業員や得意先からの後日談として

リーマンショックに至るまでに

将来を見越した新サービスや新商品を生み出すチャンスはあったのですが

その度ごとに実現化を阻んでいたのです


年々技術もニーズも市場も変化するのですが

工場長の勉強不足により社内は旧態然とした体質のままだったのです


続きは次回に続きます

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