ものつくり補助金への道(その6)
下町ロケットのようなモノ
私と同年配の小説家に
池井戸潤 さんがおられます
金融機関での経験を活かしてリアルな社会を描いておられます
私の経験上
池井戸さんの小説に出てくるような
「東京下町の工場」での出来事や
細かいやりとりなんかは、とてもリアリズムがあり
さすが、金融機関出身!!と手を叩きたくなります
小説の中にも、ドラマや映画の中にも必ず
事業計画について語るシーンがあります
自分を「下町ロケット」の主人公などに
置き換えることも面白いかもしれませんね
リアルさと妄想を膨らませた小説も大変面白く
地方都市の城下町的工場
「架空通貨」では、小さなコミニティ
すなわち地方都市のそのまた地方の
大きな工場、大きな企業、大きな組織
昭和40年代に大きく成長した企業の発展と
地方都市の発展と
企業をめぐる城下町的な発展について
描かれているところは、一見妄想にみえますが
泥臭く私には、忘れたいぐらいのリアルさを垣間見ました
課題を抽出し解決する
さて池井戸潤さんの小説にはオーナー=社長の苦悩が描かれている場合が多いのですが
必ず、作中で悩みを課題に変え、課題解決に結びつけています
社長の悩みに傾聴し、課題を抽出し解決する
これは、普段私が行っているコンサルティングとなんら変わりありません
しかし中小企業にとってコンサルに支払う資金があるなら
資金繰りに回すということですから
中小企業庁の「全国よろず支援拠点」の利用をまず進めています
最新の国の支援事業がわかり
一緒に課題解決にむかってくれます
ただ、予約制で時間に限りがあり
とてもゆっくりと進捗することになりますが
費用がかからない魅力がありますね
もっとスピード感をもってやりたいと思われれれば
私にご連絡ください
次回に続く